KOTOBASM

思考しえぬことを我々は思考することはできない。それゆえ、思考しえぬことを我々は語ることもできない。

なぜ”哲学”を学ぶのか

日本大学通信教育部文理学部哲学専攻の科目をみていると、いわゆる西洋哲学だけではなく、倫理学・東洋思想・宗教学(キリスト教、仏教‥)など多岐にわたる。そこがポイントだった。 介護という仕事をしていると、多くの人の死に直面する。そして自分も歳を…

48歳の大学生

「日本大学通信教育部文理学部哲学専攻在学中」長ったらしいが、これが僕の現在における学歴である。来年は4年になるのだが、4年で卒業は難しい状況で、あと1年は必要になりそうだ。 このブログもまだ立ち上げたばかりなので、自己紹介がわりになぜ哲学を…

2021年の事part1

実を言うと今年は環境が変わる。母が去年、脳梗塞で倒れ入院生活を送っていたのだが、2月から千葉県八千代市の団地で一緒に暮らす事になったのだ。僕にとっては16年過ごした神奈川県を後にするという事になる。 倒れたときは救急病院の集中治療室に入った…

孤独な者が孤独な者に

1月1日は一体、誰が決めたのか。それはわからないけれども、僕にとっては通過点という意味合いでしかない。介護の仕事をしているから、元旦に休めるなんて事はまずなかったし。特別な事に思うと、正月に働く事に対して自暴自棄になってしまうのだ。 世間の多…

大槻教授はフヌケになってしまったのか

毎年年末になると放送される「ビートたけしの超常現象Xファイル」。今年は12月27日に放送された。僕も毎回観てはいるのだが、だんだん無難な方向に向かっているなと感じる。今となっては大槻教授と、たま出版の韮澤社長の安否確認のために観ているようなもの…

哲学と心理学の違いを考える

職場にYさんという人がいて、Twitterで相互フォローしている。この人は体育大学を出たアスリートでもあるのだが、彼女が先日、僕が大学で専攻している哲学について、自分も興味があると話しかけてきた。 その話の中で、哲学と心理学はどう違うのかと聞いてき…

ファミマ「お母さん食堂」という名前は偏見か

ファミリーマートの惣菜シリーズ「お母さん食堂」の名前を変える。そのような署名キャンペーンをやっているそうだ。その中心となっているのが、女子高生3人ということなのだが、はたして署名は集まるだろうか。 ファミマ「お母さん食堂」の名前変えたいと女子高…

お酒を飲んでマジメな話はできない

先日の続き。僕が酒を飲む機会というのは、弟の家に行った時ぐらいである。仕事やプライベートで人と飲みに行くことがなく、またそういう事がなくても支障がなくやっていけている。 弟の友達家族が家にやってきて、ふだん弟の家でも缶ビール1,2缶に留めて…

書き言葉に回帰してみようと思われる

言葉には、話し言葉と書き言葉というものがある。ソクラテスは思索した言葉を本にはしなかった。彼は話し言葉の方が生き生きとしているとして、あえて言葉を書いて残さなかったのだ。 今であればテープレコーダー(今さらテープなどという言葉も古いが)があ…